6月5日に森之宮の成人病センター内にあるPET(陽電子放射断層撮影法)装置の見学に行きました。
大阪府議会で私は健康福祉常任委員会に所属し、また大阪は全国でがんのワーストワンといったことから、PETに興味を持ちました。
PETはがんの早期発見や効果的治療に大変有効で、CTスキャンと併用することで、より効果を上げるとのことです。
またこの施設は大阪府と民間病院の官民共同の施設であります。
上の写真はPET/CT(一体型)の装置です。
検査は全体で約2時間、機械に入る時間は25分ほどです。
撮影した画像を診断するところです。
画像は3Dで見ることができ、がん細胞のある場所が光ってみえます。
この機械は薬剤を作る装置です。
放射線を扱うためこの部屋は1m近くのコンクリートで覆われています。
所長の話では、大阪府立の病院は成人病センター以外はほとんどこの施設を使用していないとのことです。
成人病センターは西日本のがん医療の中心であるべきだと思っていますし、がん予防検診センターも隣にあるので、有効な研究ができると思います。
私も大阪府に訴えていきたいと思います。