徳永しんいちのブログ

前大阪府議会議員の徳永しんいちが大阪府政・地元東成区・趣味などさまざまなことに関してつづってまいります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

一般質問3 成人病センターの建替え

(質問1) *一部要約して記載します

最後に成人病センターの建替えについて、何点かお伺いします。
大阪府立成人病センターは、昭和34年に設立された、がんと循環器疾患の専門医療施設であり、病院、がん予防情報センター、研究所が一体となってがん克服に向けて活動を行っています。そして、公立病院としては唯一の高度な医療の提供と医療技術を開発する特定機能病院の承認を受け、医療レベルは、全国の大学病院、国立がんセンター、国立循環器病センターと並ぶ高いレベルにあります。
患者は、大阪府内にとどまらず、西日本を中心に全国各地から来られています。
しかしながら、現在の建物は、昭和40年に建築されたものなので、耐震基準が満たされていないほか、設備の老朽化、施設の狭あい化が著しくなり、我が府議団は、かねてから、同センターの早期建替えを強く要望してまいりました。
今次定例会におきまして、早期に建替えを行うため、大手前地区への移転建替えを前提とした「府立成人病センターの整備に向けた基本構想の策定経費」の一部を負担する予算案が上程されています。
成人病センターの建替えを要望してきました私としましては、突然の建替え案にびっくりするとともに、大変喜んでいるところです。
しかし、なぜ、大手前地区への移転建替えなのか。なぜ、現地での建替えを行わないのか。庁内で検討した結果、大手前地区への移転建替えが最適とのことですが、今回の提案が、病院利用者、成人病センター、そして大阪府にとって最善の案なのか。このような観点から、知事に質問をさせていただきます。
大手前まちづくり検討会で出された土地利用イメージ「高度医療施設の集積と連携し、メディカルゾーンを形成」となっているが、それは、今の成人病センターを中心とする「森ノ宮健康ゾーン」において、できるものではないのか。

(知事答弁)

西日本のがん医療の拠点である成人病センターについては、建替えが喫緊の課題となっており、大手前地区への移転により早期の建替えを実現したいという思い。
なお、大手前地区については、現在、成人病センターを核としたまちづくりについて、検討会で意見交換している。
成人病センター、大手前病院、国立病院機構大阪医療センターを含めた医療ゾーンの役割を強くするため、
 ・ガン治療の研究施設
 ・患者や研究者向けの滞在施設
 ・医学関連の教育機能
などの提案がある。
今後、検討会において、さらに議論を深め、まちづくりコンセプトなどをとりまとめていく。


(質問2)
土地代を含む総事業費を比較すれば、大手前地区へ移転する方が高くなる。現地建替えを前提に、これまで検討が進められてきたが、財政難でストップがかけられた。これまで進まなかったのに、今回の移転案でより多くの費用負担をしても実施する合理的理由があるのか。

(知事答弁)

成人病センターについては、『施設の早期建替え』、『患者さんの  利便性』、『森ノ宮健康ゾーンの諸施設との連携』の3点を重視し、  現地建替えと大手前地区への移転建替えの2案について比較検討。
その結果、大手前地区への移転建替えについては、
・ 工期を約3年間短縮できること
・ 現地建替えに伴う工期中の診療機能の低下や患者さんへのご不便を回避できること
・ 患者さんにとってのアクセスも現病院と比べ遜色がないこと
・ 森ノ宮健康ゾーンの諸施設と近隣であるため連携に大きな支障がないこと
から、大手前地区への移転建替えが最適であると判断。
府の財政負担が増えるものの、本府においては、がん対策推進計画の目標である「がん死亡率の20%減少」を着実に達成していくためには、がん医療の中心的な役割を担う成人病センターの機能強化は 不可欠であり、大手前地区への移転による早期建替えを図ることで、「がん医療日本一」を目指す。

(再質問)

現在、成人病センターは、森ノ宮駅から徒歩3分の距離にあります。しかし、大手前地区へ   
移転するとなると、地下鉄中央線谷町4丁目駅のホームからは、かなりの距離があります。
また、京阪電車を利用する方は、天満橋駅を利用される方が多いと思われますが、同駅から移転建替え予定地までは、健常な方でも徒歩で10分くらいかかるうえ、上り坂です。仮に、雨の日の上り坂という条件のもとで、車椅子を使用されている方の負担を考えれば、どうなのでしょうか。車椅子を使用されない方でも、病院への来院なので、身体の調子が悪い方が多く、来院者の身体への負担がかなりかかるのではないのでしょうか。
  また、現在、同センターの最寄駅は、地下鉄森ノ宮駅だけでなく、JR森ノ宮駅もあります。同センターへは、府内のみならず、府外から多くの患者が訪れていますが、最寄駅が地下鉄谷町4丁目駅だけと比べますと、JRが利用できるということで、はるかに利便性が高いのではないでしょうか。
  これらのことを踏まえると、患者にとってのアクセスも現病院と比べ遜色がない、と言えるのでしょうか。知事にお伺いします。

(知事答弁)

病院へのアクセスの利便性については、最寄り駅から病院までの 所要時間に加え、雨に濡れない、バリアフリー整備が予定されているなど、移動のしやすさも考慮して総合的に現病院と遜色がないと判断。
なお、がん医療の中心的役割を担う成人病センターの機能強化は 不可欠と考えており、大手前地区への移転による早期建替えを図っていく。

(質問3)

6月17日に庁舎整備計画案の説明がなされた後、知事が成人病センターを視察し、その後にセンター移転案が出された。大手前地区の土地利用について民間ヒヤリングの実施などにより、立地施設の検討が進められたが、急遽の移転案提示のため、大手前地区の土地利用に一貫性が認められない。堺市や東大阪市では、市民病院の跡地利用が進まない中、成人病センターが移転した後の跡地は、どのように考えているのか。

(知事答弁)

現在の森ノ宮健康ゾーンには、成人病センターのほか、健康科学センター、がん予防検診センター、公衆衛生研究所があり、成人病センターが大手前地区に移転した後については、施設相互の一層の連携を図るため、残る施設を健康科学センターの建物に集約する方向で検討している。
成人病センターの跡地については、今後、活用方策の方向性を見出すため、全庁的な知恵を集めた検討を指示した。

(再質問)

「全庁をあげての検討を進める。」とのご答弁でありましたが、要するに、まだ跡地の利用方策を検討していないということです。府下の市立病院の跡地利用がなかなか進んでいない中で、  成人病センターを移転させ、森ノ宮地区に大きな未利用地が残ることについて、知事はどう  考えているのでしょうか。

(知事答弁)

成人病センターを移転させた後の跡地については、未利用地として残すのではなく、健康科学センター等と連携した活用など、あらゆる観点からしっかりと検討を進め、有効に活用していきたい。

(再質問2)

成人病センター移転後の跡地は、府の方で処理方針を決めることができます。知事は、これまで森ノ宮地区の再開発の話もされていますが、同地区の再開発計画に先鞭をつけ、また、森之宮地区のまちづくりの議論をリードするため、府が先に同センター跡地の利用方策をぶち上げる べきではないのでしょうか。知事にお伺いします。

(知事答弁)

森之宮地区のまちづくりは、中長期的に取り組むべき課題であると
認識。
まずは、成人病センター跡地の活用についてしっかりと検討を進めながら、その活用方策と齟齬が生じないよう、森之宮地区全体のまちづくりの方向性について、大阪市をはじめ関係機関と十分に調整していく。


(質問4)

大手前まちづくり検討会で、重粒子線センターといったような先端医療技術の研究開発など、がんに特化した医療施設を周辺につくるのはどうかという意見があるが、地価の高い大手前の地で、そのような施設ができるのか疑問。現在の場所で建替え後の空間を先端医療技術の研究開発施設などの設置に有効活用する方が、よいのではないか。森之宮地区の土地利用の優位性を考え、その長所を最大限に活かすべきではないのか。

(知事答弁)

森之宮地区の土地利用については、大きく将来を見据え、中長期的に取り組むべきものと認識。
まずは、この大手前のストック(土地)を有効に活用し、成人病センターを核としたまちづくりを進めていく。

(再質問)

これまで、知事は、様々な場において、「議案に反対するのであれば、議会も対案を出してほしい。」と発言をされています。今議会では、他会派の代表質問において、対案が出ています。
私の対案は、病院利用者、成人病センター、そして大阪府にとって最善の案、それは、    理事者側が検討した現地での建替え案です。大手前地区への移転建替え案と比較して、3年  程度時間がかかるとは言え、総費用が安く、病院利用者にとって、利便性が高い。また、先端医療技術の施設の設置などもでき、森ノ宮健康ゾーンの持っているポテンシャルを最大限に 引き出すことができる。これが主な理由です。
そこでお伺いしますが、知事はこれまでに出た対案を比較、検討する考えはないのでしょうか。

(知事答弁)

西日本のがん医療の拠点病院である成人病センターは何よりも  スピード感を持って建替えを進め、高度医療機器の拡充など早期に 機能強化を図っていくことが重要。
そのため、現地建替えに加え、大手前地区を移転候補地として、  「施設の早期建替え」、「工期中の診療機能の低下や患者さんへのご不便の回避」、「患者さんの利便性」、「森ノ宮健康ゾーンの諸施設との  連携」といった視点から比較検討。
この比較検討の結果について、8月31日の戦略本部会議において 審議し、大手前地区への移転が最適と判断。
本府としては、がん対策の推進は喫緊の課題であり、ひとりでも  多くの患者さんの命を救うため、成人病センターの建替えを早く実現したいと考えており、大手前地区への移転建替えにより“がん医療  日本一”を目指していく。

(まとめ)

今次定例会におきまして、私が、成人病センターのことについて質問をする機会は、これで終わりになりますが、これからも続く一般質問及び健康福祉常任委員会における議論では、どこの場所に成人病センターがあることが、病院利用者、成人病センター、そして大阪府にとって最善なのか。そのような観点から議論していただきますよう、この議場におられる議員の皆様方にお願いし、私の質問を終わらせていただきます。




  1. 2009/10/18(日) 20:00:02|
  2. 活動・報告
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

成人病センターの立替時期

現在、当センターに肺ガンで入院中の東成の住人です。患者側の立場から言わせてもらえれば、ここは混み過ぎです。西日本どころか全国各地はては外国からの患者も多数来ているようですね。今後もここで治療を続けるつもりなので、早期の建て替えと増床を希望します。折角早期の臨床診断をしてもらったのに、ベッドの空き待ちで入院までだいぶ待たされたのには参りました。
  1. 2009/12/06(日) 16:23:08 |
  2. URL |
  3. Musky Taka #-
  4. [ 編集 ]

Musky Taka さんコメントありがとうございます。
返信遅くなりもうしわけありません、病状の回復をお祈りします。

早期の建て替えが必要であるというのは十分に理解しており、また長年自民党は建て替えを要望してきました。しかしながら大阪府の財政面の問題から先延ばしになってきました。また隣接する公衆衛生研究所の建て替えも計画はしていましたが先延ばしになっていました。
基本は現地建て替え案であり、どこか建て替えるスペースが必要なため公衆研究所を別の場所に建て替えてその場所に成人病センターの1期目工事をする予定でしたが、公衆衛生研究所と成人病センターの建て替えが同時となったため現地建て替え案が大手前移転建て替え案より3年以上かかることになっているのです。
それを踏まえた上で、財政状況が大変厳しい中どのような建て替え案が良いのか議論をしてきました。

また今日の健康福祉委員会の政調会(勉強会)で成人病センターの建て替えについて議論をします。今の計画ではベット数も現状のままなので質問します。
  1. 2009/12/09(水) 10:11:26 |
  2. URL |
  3. 徳永しんいち #-
  4. [ 編集 ]

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tokunagaosaka.blog107.fc2.com/tb.php/295-2f0d19bd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。