徳永しんいちのブログ

前大阪府議会議員の徳永しんいちが大阪府政・地元東成区・趣味などさまざまなことに関してつづってまいります。

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9月定例会一般質問⑶ 「おおさか・まなび舎事業」について

Q1

 知事は、かねてより「教育日本一」を目標に掲げ、「将来ビジョン・大阪」におきましても、大阪府の将来像の一つの柱に「教育・日本一 大阪」と位置づけし、基礎学力の定着・向上に重点的に取り組む考えであると認識しております。
先のわが党の代表質問におきましても取り上げましたが、全国学力・学習状況調査の結果は前年に引き続き全国平均を大きく下回り、大変厳しいものとなっております。
特に、正答数分布でも明らかでありますように、教科によって正答数が3問以下の子どもたちの割合が多いことや無解答の比率が全国平均より高いことが大きな問題であると考えていますが、知事はこの点に関してどのように認識され、また、こうしたことを含め、子どもたちの学力向上に向けて、どのように取り組むつもりなのでしょうか。ご所見をお伺いします。

A1 (知事答弁)

 全国学力・学習状況調査の結果については、昨年度に引き続きすべての教科・区分において平均正答率が全国を下回っており、深刻な状況にあります。
議員お示しのように、正答数が3問以下の子どもたちや無解答の子どもたちの割合が全国平均より高くなっていることに、大阪の学力の深刻な課題が現れています。
このような状況の改善に向けては、学校の取り組みはもとより、基本的生活習慣や家庭学習習慣の定着など、家庭の取組みも重要です。
今日の問題を見ますと、このまま子どもたちが大人になったとき、ちゃんと自分が勉強したいと思ったときに、本当にできるのかということを本当に心配しています。単なる受験テクニックについては、色々と意見はあると思いますが、今回の全国学力・学習状況調査の結果というものは、大阪府民が本当に深刻な状況と受け止めて、子どもたちを何とか支えてあげないといけない状況にあると思います。この問題を捉えて、「学力だけがすべてではない」なんて言うようなことですましては絶対あってはならないと思います。このレベルであれば、これは絶対に重要な問題であるという思いで、行政が真正面から取り組んでいかなければならないと思います。家庭の取り組みとは別に、今、府教育委員会と協議しているところですが、算数の基礎的な足し算や漢字の読み書きについては本当に今、深刻な状況になっています。府教育委員会と協議してそれを徹底してやっていこうという方針を打ち出していこうと思っても、あとは、市町村教育委員会や現場の教員がそういう方針に従ってくれるのかどうか、そこがものすごく心配でなりません。

Q2

 私は、「教育日本一」をめざす大阪府にとって、まず最初に取り組まなければならないことは、学力の底上げであると考えております。問題に取り組まなかったり、取り組んでもできない、勉強でつまずいてしまった子どもたちは、社会への展望や将来の夢を持てないまま大人になり、その結果、学力の格差が経済格差につながってしまうことになるのではないでしょうか。
この学力低下の状況を解決するためには、勉強につまずいた子どもたちを何とかして救い上げることが大事であると考えております。それが全体の底上げにつながると思いますが、府教育委員会では、このような子どもたちの学力向上を図るため、地域と協力して「おおさか・まなび舎事業」を今年度から実施されていますが、この事業はどのような事業なのでしょうか。また、子どもたちの学習を支援しておられるのはどういった方なのでしょうか。

A2 (教育長答弁)

 「おおさか・まなび舎」事業についてお答えします。子どもたちのつまずきを解消し、学習意欲の向上を図るためには、わかる授業づくりをすすめることはもとより、一人ひとりの子どもの学力の状況に応じたきめ細かな個別指導が必要です。
「おおさか・まなび舎」事業は、子どもたちの学習を支援するために配置する学習支援アドバイザーと教員が連携し、つまずいた子どもだけでなく、どんどん学びたい子どもへの支援もあわせて放課後に、行うものです。学習支援アドバイザーには、退職教員や学生、地域人材、民間学習塾の講師などにお願いしているところです。
 府教育委員会といたしましては、市町村に対して、本事業に係る経費を助成するとともに、各学校に対して教材や指導方法のノウハウを提供するなど放課後学習の充実に向けた取組みを支援してまいります。
  
Q3

 府教育委員会では、「『大阪の教育力』向上プラン(素案)」の中で、大阪の教育が大切にする「3つの理念」のうち、まず最初に「地域に根ざす」を掲げ、基本方針では「家庭との役割分担、地域との協力で、子どもたちの学びと育ちを支えます」と位置づけています。
知事も「将来ビジョン・大阪」の中で、地域や家庭が子どもたちの学びを支えると示しておられます。私も同感であり、地域の大人が地域の子どもを支えていくことが非常に重要であると考えています。
地域の方々が子どもたちをサポートし、叱咤激励することによって、課題を抱えた子どもを含め、地域の子どもを地域の大人が見守る「ナナメの関係」の中で子どもを育む環境づくりを進めていくことにこそ意味があると思います。
そのため、「おおさか・まなび舎事業」の実施にあたりましては、地域ぐるみで学校を支援する「学校支援地域本部事業」と連携することが何よりも重要であると考えております。
府教育委員会では、学校と地域のつなぎ役を担う学校支援コーディネーターに、どういった方を配置して、どのように地域の体制づくりをすすめようとしているのでしょうか。

A3 (教育長答弁)

お示しのように、子どもを健やかにはぐくむには、保護者や先生だけでなく、多くの地域人材に協力をいただき、地域社会が一体となって子どもの教育に関わっていただくことが必要であると考えています。
そのため、府教育委員会では、本年度から、各地域で、子どもの学習活動や安全確保、環境整備など地域住民が行う主体的な学校支援活動を支援する「学校支援地域本部事業」を実施しています。
この事業を効果的に進めていくには、学校と地域の連絡調整を行う学校支援コーディネーターの役割が大切であり、退職教員等、校区の小中学校や地域の現状をよく理解している人材の配置が望ましいと考えています。
本事業を有効に活用し、「おおさか・まなび舎事業」などの学校支援活動に参加する住民を拡充することにより、地域全体で小中学校を支援する体制づくりを推進していきます。
  
Q4

 最後に、知事のPTAに対する考え方について、お尋ねします。
先日、まるで「PTAはいらない」と捉えられかねない知事の発言がマスコミをにぎわせました。
子どもたちのすこやかな成長を望み、PTA活動に取り組んでおられる
私の周囲の方々からも、「今のPTAには改めなければならない点があるものの、子供たちのために頑張ってきた者にとって、知事の発言はとても残念だ。」という声がありました。
私は、実際の現場において、多くのPTAは学校と地域の間を取り持つ役割を果たしていると考えており、同時に、PTA活動に参加・参画することが、若い世代にとって地域での活動に初めて関わる大きなきっかけ、いわば「大人の地域活動デビュー」になっていると考えています。
社会構造の変化等により、保護者が自分の子どものこと以外に充分な関心を持てない状況もあるといわれています。そのような中で、若い保護者たちが、
PTA活動の中で地域と協力する機会や場面を持ち、地域の大人が一緒になって地域の子どもたちを守り、育てていくことが重要であると認識しています。
このような経験や、そこで育まれたネットワークこそが、若い世代の人たちが、その後も継続して地域活動に参加・参画していくことにつながっていくものであると考えております。
私は、この間の知事の発言は、いわばPTAへのエールであると捉えておりますが、知事のご所見をお伺いします。


A4 (知事答弁)

PTA活動は、保護者と教職員が協力し、連携を深めながら、子どもたちのすこやかな成長のためにおこなう活動であり、学校と地域のいわゆる「橋渡し」としての役割も期待されています。
今、子どもたちや学校が抱えている多様な課題を解決していくためには、PTAが自ら、時代や社会の変化に合わせて変わるとともに、学校・家庭・地域が総がかりで、子どもたちのために力を合わせることが必要であると考えており、そうした趣旨から発言したものです。
議員お示しのとおり、PTA活動が、これまで地域活動に関わっていなかった大人の「地域活動デビュー」のきっかけとなり、学校・家庭・地域がそれぞれの役割・責任を自覚し、子どもたちのすこやかな成長に向けて取り組む第一歩となってほしいと考えています。
先週の土曜日、子どもの運動会で小学校に行ったが、PTAの皆さんが本当に一所懸命、運営してくださっていた。もし僕の一連の発言でPTAの方にいろいろ不快な思いをさせたのであれば、その部分はすべて撤回します。PTA解体という発言で私の意思が伝わらなかったのであれば、そのメッセージは訂正します。
ただ、PTAも現状のままではまずい部分もあり、これから大阪の教育を、府民全員で取り組んでいく中でPTAにも新たな活動方法を探ってもらいたい、みなさんで取り組みましょう、との思いで発言しました。
日ごろ、子どもたちもお世話になっているので、当然PTAには感謝している。
不快な点があった部分については撤回します。


 
  1. 2008/10/14(火) 16:57:23|
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